2025年カーディフ会場プログラム
9月27日(土)手話通訳あり
11:00
『窓ぎわのトットちゃん』 (PG 未定)
13:25
『時をかける少女』(12)
15:30
『サマーウォーズ』 (12A)
18:30
Jero11 ライブパフォーマンス (PG)
20:30
『パーフェクトブルー』(18)
別途記載がない限り、すべての映画は日本語言語、英語字幕付きで上映されます。
チケット情報については、Chapter Box Office(+44 (0)29 2031 1050)までお問い合わせください。
9月27日(土)手話通訳あり
11:30 『窓ぎわのトットちゃん』 (PG TBC)

第二次世界大戦直前の東京には、楽しさ、自由、そして愛を融合させて学ぶ学校があります。この異例の学校は、古い鉄道車両を教室として使用し、子どもの自主性を大切にする自由でユニークな校風の創設者兼校長である小林先生が運営されています。以前の小学校には馴染めなかった元気な少女、トットちゃんは、小林校長先生のおかげで、日本が戦争に突入したときでも、ユニークな生徒たちとが出会い、新しいことを学ぶことができるのです。
日本 | 2023 | 114分| PG 未定 | 八鍬新之介 | 日本語音声( 英語字幕付)
13:00 『時をかける少女』(12)

典型的な10代の女の子の真琴は、よく友達と遊んで過ごしていました。叔母に急いで会いに行った日、彼女は電車に衝突しそうになり、ぎりぎりの瞬間に事故前まで時間を遡ってしまいます。抜き打ちテストやぎこちない愛の告白まで、あらゆるささいな不都合なことをやり直すために、真琴は新たに得た能力をすぐに利用し始めました。しかし、タイムリープを使用した結果に直面したとき、元に戻すことのできない悲惨な未来を避けるために全力を尽くさなければなりません。
本作は、『未来のミライ』でアカデミー賞にノミネートされた細田守監督の人気の初期映画です。監督は、彼が得意とする時代を超越した息を呑むようなビジュアルと、初恋、タイムトラベル、そしてその両方に伴う危険な選択を乗り越える少女の優しい心の物語を織り交ぜています。
日本 | 2006 | 1時間 38分| 12A | 細田守 | 日本語音声( 英語字幕付)F-Rated | 予告編
13:05 『サマーウォーズ』 (12A)

日常生活で人々が使用するインターネット上の仮想世界OZ(オズ)の保守点検のバイトをしていたシャイな性格の健二は、ひょんなことから美しく人気のある夏希の婚約者のふりをすることになります。夏希の実家で裕福な婚約者のふりをしていた健二は、謎の人工知能が彼のオンライン ID を盗んだことに気づき、健二は OZ をハッキングして現実世界に大惨事を引き起こしたとして告発されます。
OZでの破壊のせいで夏樹の家族は混乱に陥り、健二は差し迫ったサイバー黙示録を克服するために新たに見つけた人々とのつながりを団結させなければなりません。
素晴らしい田園地帯の景色と色彩豊かな仮想空間を背景に、本作は、『竜とそばかすの姫』でアカデミー賞®にノミネートされた細田監督によるデジタル時代の生活を探求する時代を超越した叙事詩です。
日本 | 2009 | 1時間 54分| 12A | 細田守 | 日本語音声( 英語字幕付)| 予告編
18:30 Jero11 ライブパフォーマンス (PG)

JERO11: 妖怪召喚
JERO11は、日本の伝統的な音楽や文化に強く影響を受けたヘヴィメタル・ギタリスト兼三味線奏者です。このセグメントでは、日本の伝統的な楽器に関する妖怪の民間伝承、日本の家庭用品や楽器に命が吹き込まれる神話や物語をテーマにしています。日本の文化、メタル、不気味な物語が好きなら、妖怪があなたを待っています!
*このパフォーマンスでは、点滅する画像の上映と大音量のロック音楽の演奏があります。*
19:30 『パーフェクトブルー』 (18)

アイドルグループを脱退し、霧越美馬は犯罪ドラマ『ダブルバインド』で女優としての生活をスタートさせます。レイプ被害者として主役をオファーされたとき、ミマはマネージャーが懸念を抱くにもかかわらずその役を受け入れます。
しかし、彼女が選ぶ仕事が変わったことへのファンの反発と偽の美馬が作成した「美馬の部屋」という奇妙なウェブサイトのことを心配し始めます。ストーカーが現れ、『ダブルバインド』に関わった人々が次々と殺され、すべての証拠が彼女が犯人であるようにしむけられ、美馬は混乱、狂気、被害妄想になります。
アニメーション・スリラーの最も優れた映画の 1 作として批評家から絶賛されている本作は、あなたを怖がらせ、衝撃を与えるでしょう。
日本 | 1998 | 1時間 21分| 18 | 今敏 | 日本語音声( 英語字幕付) | 予告編
9月28日(日)
11:30 『化け猫あんずちゃん』(PG)

親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子・哲也が11歳の娘「かりん」を連れて帰ってきました。哲也はまた和尚さんとケンカし、彼女を置いて去ってしまいます。祖父は、化け猫のあんずちゃんに、かりんの世話を頼みます。
日本 | 2024年製作 | 1時間 37分 | PG | 久野遥子/ 山下敦弘 | 日本語音声( 英語字幕付) | F-Rated | 予告編
13:30 『きみの色』(U)

トツ子は人が「色」で見える能力を持つ高校生です。至福、興奮、静けさの色、そして彼女がお気に入りとして大切にしている色。同学年のきみは、最もきれいな色を放ちます。トツ子は楽器を演奏しませんが、町の片隅にある古本屋で出会ったルイときみとバンドを結成します。
ルイの家がある離島の古い教会で練習しながら、音楽で心を通わせて、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始めます。彼らは自分の本当の「色」を発見できるのでしょうか?
日本 | 2024年製作 | 1時間 40分 | U | 山田尚子| 日本語音声( 英語字幕付) | F-Rated | 予告編
15:30 『おおかみこどもの雨と雪』 (PG)

大学生の花は「おおかみおとこ」と恋に落ち、二人の間に半分人間で半分狼の子供、雨と雪が生まれます。若い家族の謙虚で幸せな生活は、父親が悲劇的に殺されたことで突然終わってしまいます。都会での子育てに苦労した花は、子供たちがいつか「人間」か「オオカミ」か、幸せへの道を自分で決めてくれることを願って、田舎の老朽化した家に移住します。
心が痛むような現代のおとぎ話は、アカデミー賞®にノミネートされた細田守監督による美しさと感動の驚異的な作品です。華やかなアニメーションと感動的な音楽の本作は、自己発見と家族の絆についての物語になっています。
日本 | 2012 | 1時間 57分| PG | 細田守 | 日本語音声( 英語字幕付)| F-Rated | 予告編
18:00 ラッフルくじ

こちらは、くじで当たる賞品の一覧です。抽選券はフェスティバル期間中、こたつ映画祭のお店で 1 枚 50 ペンスで販売されます。
18:30 レセプション(場所:フォイエ―)
マーケットプレイス 午前11時ー午後5時
こたつ映画祭のお店

こたつ映画祭関連グッズや漫画、DVDなどをお買い得価格で取り揃えております。このお店の収益は、すべて来年の映画祭の活動資金として使われます。マイバッグやクリアポケットをご持参ください。
Wazakka

日本の布を使った手作りの鞄やポーチなどを販売しています。
Japan-bits

編みぐるみや日本関係の品物を販売しています。
Jero11 (土曜日のみ)

JERO11は、日本の伝統的な音楽や文化に強く影響を受けたヘヴィメタル・ギタリスト兼三味線奏者です。TシャツやCD、などJERO11公式グッズを販売します。
書家 エアーズ由希子 (土曜日のみ)

書家、惠杏壽昌鶴(エアーズ由希子 )さんが、「書道」の実演を行います。希望者は好きな文字を書いてもらえます。
無料の家族向けアクティビティ 場所:シネマ・フォイエ―

漫画喫茶 (漫画カフェ)
マンガや読み物を豊富に取り揃えております。フォイエ―に座って読書はいかがでしょうか?私たちはサステイナブルな映画祭を目指しています。読み終わった漫画、本、DVDなど、映画祭への 寄付をご検討ください。
本は持ち帰らないでください。ご希望の本は、お得な値段で購入できます。

ご家族やお子様向けに、無料のアクティビティを用意しました。 Toybox Projectは、ご家庭で不要となったパズルやゲームだけでなく、ぬりえやシールブックも提供してくれました。イベント終了後、ゲームの一部はチャプターに寄付され、残りはToybox Projectに返却されます。
Toybox Project はウェールズを拠点とする団体で、ご家庭で不要になったおもちゃを回収し、必要としている家族に無料で譲っています。今回はおもちゃをプレゼントすることはできませんが、希望者はToybox Project からもらうことができます。こちらから予約してください。

こたつ
座って足を温めながら本を読みましょう。
靴を脱いでから、こたつに入ってください。
2025年こたつ映画祭批評家賞
今年の批評家賞は3人の批評家によって審査されます。
Dr. ダリオ・ロリ

助教授 専門:日本語・視覚文化学
ダラム大学の助教授で、日本映画、アニメーション、視覚文化とデジタルメディアのコースで教鞭をとっています。彼の進行中のモノグラフは、盗用、偽造、国境を越えたライセンスの台頭の接点でアニメフランチャイズを調査しています。日本では、2017年より新潟大学アニメ・アーカイブ研究センター常任委員としてアニメ制作資料の研究を行っています。彼の作品は、Convergence、Media、Culture & Society、Mechademiaなどの雑誌や、The Cambridge Companion to Manga and Animeなどの編集コレクションに掲載されています。
叶 精二

映像研究家。東京造形大学特任教授。亜細亜大学・女子美術大学・大正大学講師。
高畑勲・宮崎駿作品研究所代表。「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」 企画アドバイザー・図録執筆・記念講演、「大塚康生展 道楽ものおもちゃ箱」企画・主催を歴任。朝日新聞社「論座」などに寄稿・連載多数。
単行本『大塚康生 道楽もの雑記帖』『大塚康生 道楽もの交遊記』『パンダコパンダファンブック』の編集・構成、『フィルムメーカーズ25 高畑勲』の責任編集を担当。
著書に『宮崎駿全書』「『アナと雪の女王』の光と影」『日本のアニメーションを 築いた人々 新版』など。
伊藤有壱

アニメーションディレクター
1962年生。I.TOON Ltd.同代表。
クレイを中心にあらゆる技法を使いこなし、キャラクターデザインやアニメーションなど幅広い分野で活躍。
代表作に 放送30年目を迎えるNHK Eテレ「ニャッキ!」、松竹110周年記念「ノラビッツ・ミニッツ」、ミスタードーナツ「ポン・デ・ライオン」TVCM、宇多田ヒカル「traveling」MVアニメーションパート、平井堅「キミはともだち」MVなど。2011年オリジナル短編アニメーション 作品「HARBOR TALE」は、チェコZLIN FILM FESTIVAL最優秀アニメーション賞観客賞受賞。
2020年 広島国際アニメーションフェスティバル国際審査委員
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。日本アニメーション協会監事。ASIFAJAPAN理事